人は、臭いものや汚いものに対して潜在的に嫌悪感を持っているので、わきがのニオイのせいでいじめられることがあります。
特に子供というのはいじめの対象となるものに敏感ですから、わきがじゃなくても少し異臭がするだけでいじめが始まることも少なくありません。
自分に自信が持てなくなってしまう
自分がわきがだと気がついている人は、そのことで自分に対して自信を持てなくなります。
そのため何に対しても積極的になれなかったり、極力目立たないようにしたり、わきががばれないかびくびくおどおどしたりするようになってしまいます。
こういった態度もいじめの標的になってしまう理由ですし、いずれにしても、わきがはいじめに合うリスクが高いのは誰でも知っていることでしょう。
わきがでもイジメられない人の特徴は?
意外なことにわきがでもいじめられない人もいます。
普通ならわきがは恥ずかしいこと、隠したいことですが、それをくよくよと気にしない人はいじめられません。
これは性格にもよることなので簡単には真似できないですが、わきがだからと言って必要以上に神経質にならなければいじめられないことの方が多いのですね。
いじめというのは、弱い心や自己否定している部分につけこまれます。基本的にわきがのニオイがしなければいじめる側の理由はありません。イジメる理由を持たせないためにもしっかりとニオイ対策が必要になってきます。
もし、もともと神経質だったり、わきががコンプレックスになってしまっている場合は、ニオイのことを言われて気にしないというのは難しいでしょう。
しかしわきがのニオイは抑えられます。正しいセルフケアをすることで克服できますよ。
わきがのニオイを抑える基本は制汗と殺菌
学生の場合、制服で毎日着るため、ニオイが残りやすくなります。また体の成長期で汗腺も成長期のため臭いも強くなりがちです。体育や部活など頻繁に汗をかく機会もあります。
セルフケアをするにしても、自分のニオイは自分では気づきにくいものです。洗濯や、デオドラント剤の選別など大人の力が必要です。親が積極的に協力して臭いケアをしていきましょう。
わきがといじめはイコールではありません。自分の態度次第でいじめの対象にならないこともあるのです。必要以上に人に気を使ったり、びくびくしたりしないように、出来るだけの対策をし、おおらかな気持ちで、明るく前向きな姿勢で学生生活を楽しんでいきましょう。