高校生になると世界がぐんと広がって、人間関係も学校だけに限らず、バイト先や友達の友達などどんどん増えていきます。
好きな人が出来たり、彼氏が出来たりするとファッションはもちろんフレグランスを使うのも当たり前になり、自分の見た目だけではなく体臭やニオイに対してとても敏感になりますね。
高校生になってワキガに気づいたら
そんな多感な時期にワキガに気づいてしまったら、自分に自信が持てず何に対しても消極的になってしまいますね。女子高校生の場合、男子よりは汗の分泌量が少ないので、比較的ニオイを抑えるのは難しいことではありません。
と言っても、普通の体臭とは異なるアポクリン汗腺の汗が原因ですから、念入りに対策を行う必要があります。まずニオイを消すための基本となるのがデオドラント剤ですね。
ワキガの臭いを抑える方法
デオドラント剤は商品によって配合されている成分が異なるので、効果や持続時間にも違いがありますから、自分に合ったものを見つけましょう。そのためにはいくつか試してみなくてはいけませんが、その際選ぶ基準にするのが制汗・殺菌です。
ドラッグストアやバラエティショップなどでは、いろいろなデオドラント剤がありますが、単に汗のニオイを抑えるというものではワキガに効果はありません。
ワキガのニオイはアポクリン汗腺から出る汗を雑菌が分解することで発生するので、エクリン汗腺から出る普通の汗のニオイとは違います。
ワキガ独特の嫌なにおいを抑えるためには、臭いの元となる汗を抑える(制汗)ことと、嫌な臭いになる雑菌の繁殖を抑える(殺菌)ことが重要になります。
デオドラント剤を使うタイミング
次に大事なのが、使うタイミングです。一般的にドラッグストアなどで売っているデオドラント剤はまめに付け直す必要があります。残念ながら、丸一日もつほど持続性がある効果を持っている商品はほぼゼロです。
デオドラント剤には制汗成分も配合されているものの、完全に汗を止めることはほぼ不可能です。制汗効果はよくて半日ぐらい、一般的には汗を止めるのではなく抑えるという効果しかありません。
とにかくマメな手入れが重要
汗をかくとどうしても雑菌によって分解され、ワキガのニオイの原因になります。デオドラント剤でこまめにニオイを消していく方法が効果的です。
付け直すタイミングはその日の気温や天気、活動内容によって変わりますが、できれば3時間おきぐらいにつけるのがベスト。目安としては、登校前、昼食前、午後の授業が終わった後、部活中、帰宅前というタイミングで使うといいですね。
こまめにデオドラントしていれば臭うことはほとんどないので、できるだけ効き目の強いワキガ専用デオドラント剤でケアしていきましょう。