子供の体臭が気になりだしたら、親として心配になるのはわきがのことではないでしょうか。自分がわきがだったら遺伝している可能性がありますし、わきがじゃないとしても何らかの要因でわきがになってしまっている可能性もあります。
子供は汗をかきやすいので体臭が心配
思春期の子供だったら、新陳代謝が活発なので汗もたくさんかきますし、男性ホルモンが増加する年代でもあるので皮脂の分泌量も増えて体臭が臭うことは珍しくありません。
ですがそれがあまりにも強烈なニオイだと、わきがを疑ってしまいますよね。最近は子供の成長も早くなっているので、小学校低学年であってもわきがを発症してしまうことがあります。
ただし、体臭が気になるからといってわきがかどうかはまだ分かりませんし、例えわきがだとしても食生活の改善や清潔にするなどで軽度ですむ場合もあります。ですのでわきがと決めつけず、まずは親がきちんとケア方法を教えてあげましょう。
体臭を軽減させるには?
まず一番大事なのは清潔にすることですから、毎日入浴する習慣をつけましょう。入浴をすると汗をたくさんかくので、ニオイを発生させる老廃物などもしっかり排出することができます。
また、寝ている間にも汗をかきますから、早起きして朝もシャワーで汚れを落とすことで体臭の発生をだいぶ抑えることが出来ます。目もしっかり覚めるのでオススメです。
お風呂上がりには、汗を抑えてニオイを消臭してくれる効果のあるデオドラント剤でケアしてあげれば完璧です。
もし自分でケアをできる年齢であれば、ケアの仕方を教えてあげましょう。休み時間は制汗シートなどで汗をこまめに拭き取る、汗をかいたら着替えるなどを徹底すれば、ニオイの元となる雑菌の繁殖を抑えられ、臭いの心配はだいぶ軽減されますね。
毎日の食事を見直してみる
そして、もう一つ親がしてあげられるのが食事面でのケアです。
揚げ物や炒め物など脂っこい料理や肉類が多い食事だと、体臭が臭くなりやすいです。子供は唐揚げやカレー、とんかつ、牛丼などが好物だったりしますが、こういった食事ばかりしていると、ニオイをケアするのが難しくなります。
また、チーズなどの動物性乳製品、ジャンクフード、辛い食べ物、にんにくなどニオイの強い食べ物も体臭をきつくしてしまいます。体臭をケアするには、消臭効果のある食べ物を積極的に食べさせてあげてください。
体臭を抑える効果があるのは、レモンや梅干などクエン酸が入っているもの、腸内を掃除してくれる食物繊維、野菜や海藻類、フルーツなどアルカリ性の食品です。清潔にするのを心がけて、食事面でもケアしていけば体臭もかなり抑えられるので、気になりだしたらすぐに実践してみてください。