通学のバスや電車というのは、会社員などはもちろん同じ学校の人もたくさん乗っています。時間帯によっては相当混雑し、人との距離が近くなり、ワキガの人にとっては辛い時間ですよね。
もちろん1回や2回の乗車でわきがに気がつかれることはありませんし、不特定多数の人が乗っているのですから、すぐに自分のわきががバレることはありません。
しかし通学で使用する交通機関は毎日乗るものですから、回数を重ねていけばニオイの元が自分だと知られてしまうリスクは格段に高くなってしまいます。
電車やバスに乗りたくない…
電車やバスなど密閉された空間では、人間は特にニオイに対して敏感になりますよね。しかも、通学時の混雑した状態だと余計にニオイは際立つものですから、わきがが臭ったりするとだんだんと周りの人も感づき始めます。
同級生やクラスメイトなど顔見知りが乗っていたら、人物も特定されて噂で広まってしまう可能性もあります。
自分がわきがだとバレてしまったら乗りたくなくなるのは当たり前です。かと言って通学しないというわけにもいきません。自転車や徒歩では余計汗をかいてしまいます。
通学で嫌な思いをしないためには
こういった悩みを持っている場合、まず出来るのは乗車する時間帯を変えることです。混雑していなければ、人から離れたところにいることで、ニオイが感じられにくくなります。
いつも同じ時間に乗ると、だいたい同じ人が乗り合わせてしまいますが、早い時間に乗れば同じ学校の人と一緒になるリスクも大幅に減りますから、嫌な思いをすることも少なくなるでしょう。
もちろん人が少ない時間帯に乗車するためには早起きをしなくてはいけないのでかなり努力が必要ですが、乗車時間を変えるというのは一番手っ取り早いニオイ問題の解決の一つです。
これは根本的な解決法ではありませんが、毎日「臭ってないかな?」などと心配しながら通学するよりは、精神的にも有効な方法と言えます。
ワキガのニオイを抑えるには
通学のバスや電車だけではなく学校でも臭いと言われるような場合は、やっぱりわきがのためのケアが必要です。
わきがのニオイの元となるのはアポクリン汗腺から分泌される汗で、これには脂質やタンパク質がたくさん混ざっているので雑菌が繁殖して独特のワキガ臭を発生させます。
つまり雑菌の繁殖をできる限り抑えることがポイントになります。
殺菌作用があるボディソープで体を洗ったり、殺菌成分が配合されたスプレーでこまめにケアをしてニオイの発生を防ぐことが重要です。
わきがは気にしすぎる自己臭症の影響もあって悩むことも多いので、周囲はそれほど気にしてなかったりしますから、まずは自分でできる対策を実践していきましょう。